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『ソア橋の謎』


今回は、ハドソンさんがお留守。
起きてきたワトソンに、ホームズは
「おもしろそうな事件だよ。内容は、卵を平らげたら話してあげるよ」
???と、卵をスプーンで叩いてみたワトソン、ちょっとひきつる。
卵、固ゆでのがっちがちに。
「どうやら、この卵の茹で具合は臨時コックと家庭新聞に関係してるらしいよ。ま、恋愛小説に気を取られては、卵をゆでるという簡単な作業すら出来ないってわけだね」
臨時コック、新聞見ながら料理するなよ〜!
そして、当時から新聞には小説が連載されていたのだと感心。

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さてさて、気を取り直して事件なんですが、あんまり態度のでっかい依頼人に、むっとしたホームズ、ケンカ売って依頼人返しちゃった!

が、反省して戻ってくるはずの依頼人はホームズと張るくらいの意地っ張りらしく(笑)、戻ってこない。
いらつくホームズ(自業自得だって)に、ワトソン、
「困っているのは、ダンバー嬢(今回の被害者)だよ、面会に行こう」
「監獄にかい?」
「そうだよ」
「しかし、公式許可が必要だ」
弱気にためいきのホームズに、ワトソンは依頼人の手紙を見せて
「これが役立つよ、もちろん、道義にはもとるけどね」
ようは、依頼人の手紙の乱用を提案!
これを聞いたホームズ、一気に満面の笑顔になって
「でも、実際的だよ!」
いまさら困った顔してごまかしてもダメですよ、ドクター。

●●●

相変わらず意地っ張りな依頼人と話すホームズ、やはり依頼人が気に入らないらしい。
依頼人がやってた弓を手にすると、無造作に放った矢は、的のど真ん中。
依頼人は、的には当たっても中心からは全部はずれてたから、さらりと嫌味です。

●●●

事件のトリックを実証するために、実験をすることに。
銃をひもに縛り、その先に重りをつけて自殺後、銃は池の中に、どぼん!
「成功だ!」
と喜ぶホームズに、驚く警官たち。
一人、ワトソンはおもしろくなさそうに、
「……僕の銃なんだけど?」
水に浸かってしまいましたよ……


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