□ アーマノイド

一種のサイボーグ。
ただし、全身が機械ではなく、ほとんどが、人間と同等の有機物からなる。
ただ、心臓に当たる部分が、特殊な『生命機器』と呼ばれるモノである。
不慮の事故等で生命維持が困難になった者が改造されたモノというのが正確なところ。
その種別は『統治型』と『単体型』に大きく分けることが出来る。 『統治型』とは体内に組みこまれた『生命機器』は端末と同じで、特定の場所に存在する中枢が存在するモノ。
『単体型』とは体内の『生命機器』そのものが、生命活動を支えているモノ。
第一級禁止旧文明産物。
なのに、存在するのは、治療不能な深手や病気の再生研究のためには避けて通れない研究対象のために、研究自体は盛んであり、出すモノさえ出せば、アーマノイド作成が可能であったから。
通常、人間とまったく変わらない生活をすることが出来るが、『生命機器』は人が作ったモノのため、造った者が操ることが可能であることが問題。

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□ アスクレス事件

526年に発覚した、大規模汚職事件。
天宮コンツェルンに継ぐ大規模企業がヒトツ潰れ、大物政治家が何人も失脚した。
リスティア政治経済どちらもが揺さぶられたが、この時両方を支えきった総司令官である天宮健太郎の政治的発言力は強まった。

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□ 『硝子の小鳥』

数年前に爆発的にヒットしたドラマ。
総司令部ビルのフランス料理レストランに勤めるヒロイン葛葉 雫と、そこで出遭った、どこか秘密めいた青年、綾介の話。
ヒロインは島内由佳子、その相手役は川辺篤也という人気俳優が演じていた。
骨子としてはありがちだったのだが、主役を演じる二人が人気だったのと、総司令部の中でも秘密事項が多い参謀部が出てきたこと、雫と綾介の巻き込まれる事件がスリリングだったこと、などですごい視聴率だった。
舞台になったフランス料理のレストランは半年先まで予約がうまったらしい。

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□ 旧文明

293年前まで、人類は絶大な科学力を誇っていた。
その集大成が『地球』の数倍の大きさを誇り、機能は『地球』と何ら変わらない人口の星『Aqua』の構築である。
538年前に、人類は破壊しつくした『地球』から『Aqua』に移住している。
遺伝子工学、機械工学、すべてが爛熟しており、様々なものが生み出されてた。
末期には、精神操作研究が盛んだったといわれる。
銀河歴245年に『崩壊戦争』が起こり、科学至上主義の文明自体は崩壊していた。
今は必要最低限のものしか使用されていない。
が、ふとしたはずみに、当時の産物が顔を出すこともある。
現文明では作り出せないそれらのものは、
総称して『旧文明産物』と呼ばれる。

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□ 斎外公主

アファルイオで、祭主公主の代わりに祭事を行う。
よほどの特別時でないかぎりは、任命されることはない。

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□ 祭主公主

アファルイオの祭事を取りしきる巫女。
天楼に住まい、国王と国民の尊敬を二分する存在。

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□ 先天性細胞破壊症

病名コードNo.00985-77-9096-1。
現状では、原因も治療法もわかっていない難病。
その名のとおり、徐々に細胞が破壊されていく。
無菌状態の場所にいれば、その進行を遅くすることはできる。
末期には、分単位で病状が悪化し、最終的には死にいたる。
※実際には存在しません、こんな病気(苦笑)。

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□ 総司令官

正確には、リスティア軍総司令官のこと。
ただし、リスティアが『Aqua』の中枢部ほとんどを網羅している大国なので、その発言力は絶大。
政治機構は、別途存在しているが、外交etc、重要なものにはほとんど関わる。
現在は、天宮財閥総帥が努めているため、政治経済ともに、リスティアの命運は彼が握っている。

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□ 遅行性細胞破壊症

病名コードNo.00985-77-9096-2。
先天性細胞破壊症と同じく、徐々に細胞が破壊されていくが、その発症と進行は格段に遅い。
だいたい成人後に発症し、数年〜十数年の時をかけて進行する。
現在は治療法が確立されており、発症しても投薬によって完治することが出来る。

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□ ハイバの惨劇

529年に起こった、最悪といわれる事件。
初等学校に生徒を人質に立てこもりっていう事件だったが、犯人の指示どおりに子供を親たちが迎えに来たとたん、校庭に仕掛けられてた弾薬が爆破。
犯人は孤児で、親がいる子供に異様な嫉妬心があり、最初から親を奪うことが目的だった。
一見、大人しい犯人だった為に、地元警察は総司令部に応援の必要を感知できなかった。
この事件で、多数の孤児ができた。

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□ 『緋闇石』

旧文明産物。
人の負の感情を集積、操作することが可能。
暴走している形跡あり。
ここ最近では、『リマルト公国』の『紅侵軍』化、深海での『マリンスノーの巻き上げ』及び『周囲の生物の殲滅』が報告されている。

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□ 崩壊戦争

245年に起こった、それまでの超科学文明を崩壊させた戦争。
戦争以前、人は精神制御を受けていたらしい上に、当時の記録は公にはほとんど残っておらず、謎に包まれている。
いま伝えられている歴史は、残された物証と、ほんの少しの証言から復元した、予測でしかない。
人々には意志が戻った時、周囲は大量に破壊され尽くされており、かつての文明の名残りは、一部の破壊をまぬがれた旧文明産物のみだった。
崩壊戦争以前に確立されていた文明は『旧文明』と呼ばれ、その産物は『旧文明産物』と呼ばれるが、制御することが困難なものが多い。

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□ 『約』

ルシュテット人が最も重んじるモノ。
一般に言う『約束』や『契約』と似ているが、より高位。
『約』した者は、名誉と命をかけて守ることが求められる。
ルシュテット人にとっては、高貴な意味を持つものである。

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□ Le ciel noir

『Aqua』のどの国にも属さない、最大の裏組織。
あまりに絶大な組織力と力を持っているため、敵対するより共存した方が得策と、各国家が判断するほど。
その実態は、誰も知らない。
※Le ciel noirとは、黒い天、の意。

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