第六十二回 『痛恨!張飛憤死す』
(劉)無理矢理譲位させただけでは飽き足らず、弑そうとするとはな。
(曹)そこらは人形劇だから!殺伐とした展開が続いてるせいか、神々竜々
のいい人っぷりが目にしみるな。
(劉)なんかほっとするのは確かだな。献帝の呪いっぷりはなかなかだが。
(曹)ほっとすると言えば、翼徳(張飛)の玄徳が皇帝の座につくよう説得
する口ぶりがらしいな。
(劉)最近、ただのお笑い担当に成り下がったかと思っていたが。
(曹)相変わらず容赦ない感想をありがとう。しっかし、ホント、玄徳は
頑固だな。まさか孔明とあんなに険悪になるとは思いもよら
なかったぞ。
(劉)人の道に少しでも外れることはしないというのが信念だからな。
(曹)の割に、献帝からの血書であっさりと納得か。
(劉)あれで納得しないのもどうかと思うが。
(曹)最も大事なのは、ここまででほとんど放送時間が終わってるってこと
だがな。
(劉)そういや、サブタイトル……
(曹)と思ったら、一人で翼徳が出陣したぞ。
(劉)また勝手なことを!呼び戻さないと!
(曹)と言ってる間に、不満の部下に殺られたが。
(劉)あまりにあっさり逝ってしまいすぎて、ついていけん。
(曹)しかも、あれだけ雲長の敵討ちと言いながら最後は嫁と娘か。
(劉)ある意味リアルかもしれないぞ。というところで、続きは次回。