[ Back | Index | Next ]

『ブルース・パーティントン設計書』


マイクロフト兄さん再登場でございます。

●●●

事件依頼後、マイクロフト兄さんから伝言が来るんですが、ホームズったら読まずにワトソンに。
「悪筆は読み慣れてるだろ?」
「でも、最初は読めないよ……」

どうやら、マイクロフトは悪筆らしい。
しかも、悪筆で有名な医者たちでも、読めないくらいに!
(カルテなどを急いで書くため、そういったものは悪筆モードらしい)

ちなみに内容は、
「必要なら政府は助力を惜しまない」
というもの。ホームズいわく、
「女王陛下のお馬と兵隊がみんな集まっても、役には立たないよ!」
(マザーグースのもじり)だ、そうです(笑)。

●●●

今回は、お約束の不法侵入があるんですが、ワトソン難色。
「君はまた、法を侵すつもりだね?」
ホームズはにやっとしたもんで、
「必要最少悪だよ」
ま、最終的には、ワトソンも巻き込まれるっていうか、その顔つきは、けっこうやる気でしょう?ってな具合ですが。

●●●

不法侵入の日は、突然、ホームズから、
「カンテラとロープを持って来い!」
との高飛車な電報に呼び出される。
ワトソンにコートを着せ掛けながら、ハドソンさんたら
「獲物と見ると、待った無しですわね」
確かに、獲物見つけた猟犬みたい!


[ Back | Index | Next ]