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『高名の依頼人』


煩悩道まっしぐらな一本です。
ワトソンが、ほんとにもう。

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事件の捜査が忙しくて診療所をほっぽりぱなしだったワトソン、
「今日は、戻れないと思う」
と、なんと夜のうちに仕事を片づけることに。(なんと真面目な!)
「ああ、じゃ、明日」
ホームズも笑顔で二手に別れたのですが……
ここで、一緒に帰らなかったのを後悔することになるんだ、ワトソン!

いきなり襲いかかる暴漢三人にステッキで応戦しながら
「誰の差し金か、すぐわかるな!」
と、ホームズ。
しかし、黒幕がわかっても止まるわけがない。
あんまり暴力的なシーンになるからか、影になってしまい、ぼこぼこにされてしまいました(泣)。
あのシーン、音が痛かった……

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翌朝、ホームズが重傷なのを知ったワトソンにも、彼にも誰の差し金でこうなったかわかった模様。
ホームズの寝室に入ってきたときの顔が、真剣にマジ切れ。
「なにをしたらいい?もちろんグルーナ男爵の仕業だね?」
声も、いつもより数段低い。
「行って、あいつの生皮はいでやる!」
ホームズも、
「威勢がいいな、でも今は駄目だよ」
と言いながら、顔がとーっても嬉しそうです。

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さて、ホームズが例のノートを盗み出すすきを作る為に陶磁器の勉強をすることになったワトソン。
どうやら、徹夜のようです。
でも、ホームズの看病も忘れないところがえらいです。
いつもなら、絶対じっとしてられずに起きだすと思われるホームズも、さすがに大人しかった(笑)。

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にわか勉強(一夜漬け)で出かけていったものの、やはりバレてピンチのワトソン。
銃を突き付けられてあわや、という時に隣室からえらい大きな物音が。
盗人・ホームズ登場!
ワトソンがピンチなのに気付いて、音たてたとしか、おもえないタイミングですよ!

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硫酸かけのハプニングの後に、二人の性格が良く出ているような気が。
ものすごい悲鳴を上げながらのた打ちまわるのを完全に無視して、目的のものを盗み出すホームズ。
せめてもの応急措置をとるワトソン。

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最後、代理依頼人がのる馬車によ〜く知られた紋章がついていますので、チェックいたしましょう。
真の依頼人は……
これも、映像ならではの演出ですね。


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