忍と亮
■ 昼下がりの出来事。 ■

「さてと?」
忍は亮に背を向けて立ちながら、呟く。
「あと、三つで彼の番です」
亮の声が、微かに下のほうから聞こえる。
「行動を、起こすかどうか、ですね」
「・・・半々ってトコだな」


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