ホントはホームズが駆け出しのころの事件ですが、ドラマバージョンではワトソンも参加（万歳！）。

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最初は事件で呼ばれたのではなくて、単にご招待だった二人。
にしても、ホームズは完全版だとご機嫌ナナメでございます。
ワトソンに、部屋を片付けろって言われたのが気に入らなかったらしい。
すっかり拗ねてて、
「ワトソンと出会う前の記録を片付けようと思ってね」
とかと思わせぶりなこと言っといて、中身は見せないという（苦笑）。
この不安定さの理由は簡単。
コカインやってます、ホームズ。
（※1890年代当時、コカインは合法。ただし、害は知られはじめてる頃）
ＮＨＫ版だと、これ関連のシーンは完全に削られてますが。
夕飯に呼びに言ったワトソンが、記録を出しっぱなしなのを見て、イタズラっぽい表情で覗き見ようとして注射器に気付くシーン。
痛そうな表情に、こっちが痛くなりましたとも……
事件が起こるまでのホームズの躁鬱の激しさは、もちろんコカイン要因。
これで、異様にハイテンションだったりする理由がわかりましたとも。

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それでも、ワトソンの方はマスグレーブさんと狩りなんかしたりして、優雅な休日をお過ごしです。
ホームズは家で待ってるんだけど、ベンチに座ってる格好が毛布に包まり、さらにひざ掛けにマフラー！
寒いなら、家の中で待ってればいいのに……
ワトソンの方は、その銃の腕を生かして鴨を数羽捕えたらしく、ご満悦。

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事件発生後、ヒステリーを起こした女中を、ワトソンが診察するんだけど、可哀想に、ひっかかれて手に血がにじんでおりましたよ。

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暗号が解けた後、三人で暗号通りに歩いていくんですが、その様子が妙に楽しそうなのが印象的。
例の大股で、ホームズを先頭にずんずんと（笑）。
「49歩！」
と、ホームズが歩いたよ、の合図をすると、すかさずワトソンが
「西に5の5倍！」
と、儀式書を読み返す、という。
たしかに、宝捜しというだけでわくわくしますけどね。